オナガオチタカ その参
No.34
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高いところで、まだ二羽のオナガが舞っていた。ちょっとでも高い植え込みと思い、門の上の鉢にのせた。だがもうそのころには雛はぴくりとも動かない。 ひとんちの植え込みに、たぶんもうなきがらとなってしまっただろう雛を置きそこを後にした。振り返ったが親鳥は降りてこないようだった。 はじめからそうすれば、すぐに親たちはおりてきて助かっただろうか? いや、多分10メートルを超えるような高い木から落ちた時点で、もうだめだったのだろう…。本来“野鳥は拾ってはいけない”んだそうだ。いわれると、ああそうかと思うが、別に拾いたくて拾ったわけではない。 とりあえず電話番号だけは書き留めて置こう。
・・・こんな時にはこちらへ・・・ 鳥獣保護局:03-5272-0303 (↑正式名称はさだかではありません)
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2004/08/11
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