うさ介護日記3- 奇跡の復活 -  No.39
    - 奇跡の復活 -
手術後元気になったと安心したのもつかの間、 10日ほどで様態は急変した。
突如正常だったはずの右後ろ足もきかない様子で、腹這いのままぐるぐると前足で何度も這いずり回る不可思議な行動をとり始めた。自分も風邪で寝込んでいた最中だったが、どうにも心配で病院に問い合わせてコニラにつれていってもらった。(かまおうとすると喘息がひどくなり、ウサギを飼う資格がないなぁ、と落ち込んだ)
 いろいろ検査してもらったようだが、脳性麻痺の疑いが強く、下半身はおろか、もう前足や視力も怪しい状態らしい。とりあえず考えうる薬を何種類か出してもらったが、下手をすると一週間ほどで呼吸困難にまで陥る場合もあるという…
 寝たきりで前足と首だけがなんとか動く、人魚かセイウチのような姿。もはやこれまでか…と思いつつも、愛らしい顔をみていると、もう二度とウサギは飼えないんだなぁ、とさらに悲しくなってくる。
「風邪と喘息だなんて、アレルギーなのにウサギなんか飼ってるのがいけないのよ」との親兄弟からのメールに、「余命わずかなので、できるだけのことはしたい」と反論するのであった。ところが急にチャチャの機嫌が悪くなり…ガゥゥッと噛み付いて来た。「勝手に殺さないでよ!!」っって、お前メール読んだのか??

 機嫌はともかく、幸いなことに食欲は一向におとろえることなく、ちょっと元気がないかと思ってもおやつをだすといきなり飛んでくる。こらこら無理をするんじゃない。動けないはずが???
そうこうするうちにまた一週間、気がつくとややこんもりとウサギらしい姿に…
 嗚呼っっ、うちの人魚姫様(セイウチ君)がまたウザギに戻った!!病院でもらった薬が効いたんだ。ゴトゴトとギブスをつけた足をならしつつ動き回っている。ううう〜〜〜〜嬉しい!!(T T)(T T)(T T)
でも相変わらず薬をやろうとすると涙ぐむチャチャなのであった。
 そして喜びもつかの間、さらなる受難はすぐ目の前にあった。
(写真はこんもり元気なときの耳で万歳の図)
2005/06/27

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