うさ介護日記5-未知の病
No.41
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ー未知の病ー エンセファリトゾーン症(Ez症)の検査をしたのは手術した後、発作が起きてからだった。 今年になってやっと検査が簡単に受けられるようになったというので、値段はちょっとはるがとにかく受けてみた。結果は『40倍未満-感染は考えられません』とでた。でも40以下でも発祥の可能性はあるらしい。 うさぎの雑誌にもやっと最新号でとりあげられていたが、まだまだ診断も治療も情報も広まっていないらしい。小さな小さな虫が脳にはいり中枢神経に影響を及ぼすという病気で、あまり知られていないが、沢山のうさぎがそれで命を落としているようだ。多くは首が曲がる症状から発症し、一週間ほどで全身麻痺・呼吸困難におちいり最後を迎える場合もあるときいた。
チャチャに関して云えば、後ろ足がおかしくなったのもじつはこの病気から始まったように思う。ただそれは、その後の病気の進行を見て、後にして思ったことだ。きっかけは手術後にぐるぐる回るような発作を起こしたことであって、それまではそうした疑いはもてなかった。またたとえ先に検査したとしても結果は陽性とでたのである。
発作を起こしたころから、寝るときなど首を仰向けにしていることが多くなった。(写真参照、でもこれは比較的元気そう)下を向くのはごはんを食べる時だけ。 幸いなことに食欲はそれほど衰えず、小康状態が数ヶ月つづいた。足は骨折も重なり、もうあきらめるしかないと思った。手術の判断をくだしたのは間違いだったと思う。でも、その時はそれしか方法は考えられなかったのだ。 新しく買ったトイレも使えないとあきらめて、じきに撤去した。寝たきりではあるが、顔は相変わらず可愛いのは幸いだと思った。だって、知り合いのところのうさぎさんは眼球摘出で片目になってしまったというのだから…
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2005/08/29
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